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【レビュー】岩田式英語勉強法

元スタバCEOが教える習慣化のコツ

こんにちは、Yoruです。

今回は『私はかつてTOEIC300点だった 岩田式英語勉強法』をレビューしたいと思います。

本の概要

元スタバCEOの経験談

著者の岩田松雄氏は、スターバックスコーヒージャパンを始め数々の外資系企業で指揮官を務めていた方です。

大学卒業後、日産自動車株式会社に入社し、社内の留学制度を利用してアメリカのビジネススクールで学びました。

この本は、岩田氏が留学に向けて英語を勉強したときの経験を元に書かれています。

英語勉強法と習慣化のコツ

内容は、基本的な英語勉強法社会人がスキマ時間に英語学習を習慣化するコツをメインに扱っています。

時には岩田氏の失敗談が紹介されており、日本文化と海外文化の違いを知るきっかけにもなります。

本の感想

英語勉強法

英語勉強法に関しては、オーソドックスなものが多いと思いました。

正直、どこにでもあるようなものばかりでした。

ある意味、英語学習に「裏技」のようなものは無いってことを改めて理解させたれたとも言えます。

「目的に特化した勉強をする」というのが岩田氏のポリシーなので、英語レベル超上級を目指すための勉強法ではありません。

留学したいなら留学資格に達するレベル、海外企業とビジネスの交渉がしたいなら専門用語を中心に、自分に必要なスキルを獲得しよう、というのが全体のテーマです。

なので、ネイティブ並みにペラペラになりたい人やとにかくTOEICスコアを上げたい人には向かないと思います。

習慣化のコツ

習慣化は英語学習者の共通課題と言ってもいいのではないでしょうか。

習慣化というのは人それぞれに合った方法があると思います。

自分に合った方法がまだわからないよって方は、色んな人の成功例を真似してみて探していくと良いでしょう。

この本でも、岩田氏が考える習慣化のコツが紹介されているので参考になると思います。

岩田氏が家庭を持つ社会人であるため、通勤時間を有効活用したい社会人の皆さんには手を付けやすい内容になっています。

個人的には「楽しくなければ続かない」という考えのもと、英語学習に飽きないような工夫がされていたのはとても参考になりました。

成功者に学ぶ挑戦の意義

英語学習とは関係ないですが、岩田氏のビジネスマンとしての経験をほんの少しだけ垣間見ることができます。

留学に挑戦するときの話や英語で値段交渉をしたときの話など、熱意をもって挑戦していく様子は学ぶべきところがあると思いました。

企業を引っ張っていくリーダーは、仕事に対するマインドの部分が違うんだなぁと。

「英語を扱えるようになって自分の可能性を広げたい」という方にとってはモチベーションアップに繋がる1冊です。

岩田氏のように海外留学をして資格を取りたい方も読んでみると良い刺激になると思います。

まとめ

勉強法は基本的なものですが、習慣化のコツについては様々な工夫があり、面白いです。

この本でガッツリ勉強法を学ぶというよりも、普段の勉強にマンネリ化してきたころにサクッと読んでヒントをもらうような本だと思いました。

岩田氏のビジネスに対する熱意も伝わってくるので、英語に対するモチベーションが落ちてしまったときにもおすすめです。